最近よく聞く「レスポンシブ広告」は、見る人や広告が表示される場所に合わせて、見た目や内容が自動で変わる便利な広告です。
これはYahoo!ディスプレイ広告だけでなく、Google広告など他の多くの広告サービスでも利用できます。
しかし、広告サービスによっては、このレスポンシブ広告の細かい成果(どの見出しが良かったか、どの説明文が効果的だったかなど)を確認できないことがあります。そのため、広告を改善していくための具体的な手がかりが得にくく、試行錯誤しながらより良い広告にしていくこと(PDCAサイクルを回すこと)が難しいという弱点がありました。
その点、Yahoo!ディスプレイ広告のレスポンシブディスプレイ広告は、設定したタイトルや説明文ごとに、どれくらい成果が出たのかを詳しく確認できます。
本記事ではどのように確認するのかを分かりやすくご紹介いたします。
参考:Yahoo広告ヘルプ「ディスプレイ広告(運用型)レスポンシブディスプレイ広告におけるタイトル別・説明文別レポート提供開始のお知らせ」
Yahooディスプレイ広告レスポンシブディスプレイ広告の成果確認方法
>>右上「レポート」
>>>左上、青ボタン「レポート・テンプレート作成」
ここまでの設定だけですと、以下の通りレポート内に「タイトル」「説明文」がありませんので、設定項目に追加する必要があります。
>>「タイトル」「説明文」など見たい項目を選択
その後、確認したい期間を選択し(スクリーンショットでは2025/04/01〜2025/04/30)、その後ページ中央の「レポートのプレビューを表示する」で確認可能です。
定期的に成果を確認したい場合
上記でご紹介した方法以外に「レポート・テンプレートを作成する」という方法があります。
これまででご紹介した方法は、ある期間のデータだけを確認したい場合に有効ですが「定期的に確認したい」というニーズには合っていません。
定期的に確認したい場合は
>レポート・テンプレート作成
から作成しましょう。
(作成をスタートする箇所が異なるだけで、設定方法などご紹介した内容と同じです)
まとめ
いかがだったでしょうか。
Yahooディスプレイ広告のレスポンシブディスプレイ広告がリリースされた当初は、タイトルや説明文毎の掲載結果を確認できませんでしたがアップデートにより確認できるようなりました。
P-MAXはじめ、広告成果のブラックボックス化が進む一方で「これまで見ることができなかったけれど今は見れる」ということも多くなっています。
より効果的な広告運用を実現するため、アップデート情報をしっかりキャッチアップしていきましょう。