Meta広告

【2024年最新版】meta広告の配信先・配置・フォーマット・推奨サイズの総まとめ!

今やWeb広告の代名詞でもある「バナー広告」。
ですが、一口にバナー広告と言っても各広告媒体によってさまざまな要件があり、制作の度に毎回作り直すのは手間ですよね。

本記事では、広告媒体の中でも特に利用頻度が高い「meta広告」の配信先・配置・フォーマット・推奨サイズをすべてまとめました。
「それぞれの配置に合うバナーのサイズが分からない・・・」
「公式ヘルプの内容が分かりにくく、毎回エラーを起こしてしまう・・・」
このようなお悩みを持つ方に役立つ記事となっておりますので、ぜひご参照ください!

はじめに

まずは、結論として最低限必要な条件のみお伝えすると

画像 → 1080px×1080px、30MB以内、jpgまたはpng
動画 → 1080px×1080px、4GB以内、MP4またはMOV

のバナーがあれば、ひとまずは配信することができます!

ただ、meta広告はInstagramやFacebookなどの配信先で、「フィールド」や「ストーリーズ」など様々な配置に配信できることが最大の強みであるため、その強みを最大限に生かすにはやはり各配信手法に適したバナーを用意したいものです。

meta広告の基本と推奨バナーサイズ

続いて、meta広告の基本を踏まえた推奨バナーサイズを以下に記述します。

meta広告の配信先

meta広告の「配信先」には、以下の4つがあります。

①Facebook
②Instagram
③Messenger
④Meta Audience Network

①、②に配信される方がほとんどですが、metaが推奨する「Advantage+配置」では③、④にも配信される場合があるため、それぞれの配信先に合ったバナーが必要です。

meta広告の配置

広告を掲載する場所のことを「配置」と呼び、それぞれの配信先ごとに「フィード」や「ストーリーズ」など多くの配置があります。
配置ごとに最適な「フォーマット」(後述)は異なりますが、主に以下の3グループに集約することができます。

①フィード、動画とリール動画のインストリーム広告

②ストーリーズとリール、アプリとサイト

③右側広告枠、検索結果


各グループ内の配置でも微妙に要件が異なるため、注意が必要です。
参考:https://www.facebook.com/business/help/407108559393196?id=369787570424415

meta広告のフォーマット

使用できる「フォーマット」には、以下の4つがあります。

①画像
②動画
③カルーセル(スクロール可能な最大10件の画像または動画)
④コレクション(広告を見る人に合わせて商品カタログのアイテムを表示)

この「フォーマット」と先述の「配置」の組合せにより、規定サイズが異なります。複雑ですね。
これらの基本的な前提を踏まえて、バナーサイズをどのようにしたらよいかを見ていきましょう。
参考:https://www.facebook.com/business/help/1263626780415224?id=802745156580214

画像の推奨サイズ一覧

配置グループごとの推奨バナーサイズは、以下のとおりです。

配置グループ アスペクト比 解像度 サイズ タイプ
フィード、動画とリール動画のインストリーム広告 1:1
(1.91:1)
1080px×1080px
(1200px×628px)
30MB以内 JPGまたはPNG
ストーリーズとリール、アプリとサイト 9:16
(1.91:1)
1080px×1920px
(1200px×628px)
右側広告枠、検索結果 1:1
(1.91:1)
1080px×1080px
(1200px×628px)

参考:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image
https://www.facebook.com/business/help/682655495435254?id=271710926837064
ざっくりまとめると、
1:1のバナーがあればすべての配置グループで配信でき、加えて9:16のバナーがあれば、閲覧ユーザーが多い「ストーリーズ」や「リール」へ最適な形で配信されるためより効果的です。
1.91:1のバナーはあれば最適ですが、上表のとおり出番は限られるかつ1:1バナーで賄えるため、無理に作る必要性は薄いですね。

動画の推奨サイズ一覧

同様に、動画の方も見ていきます。

配置グループ アスペクト比 解像度 サイズ タイプ
フィード、動画とリール動画のインストリーム広告 1:1
4:5
16:9
1080px×1080px
1080px×1350px
1920px×1080px
4GB以内 MP4、MOV、またはGIF
ストーリーズとリール、アプリとサイト 9:16 1080px×1920px
右側広告枠、検索結果 1:1
4:5
1080px×1080px
1080px×1350px

参考:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/video
https://www.facebook.com/business/help/682655495435254?id=271710926837064
こちらもざっくりまとめると、
1:1のバナーがあればすべての配置グループで配信でき、加えて9:16、4:5のバナーがあれば縦長表示に適するため、より効果的です。
※ちなみに、動画の長さの規定は「1秒~241分」です。規定外となる状況はほぼないでしょう(^^;

終わりに

いかがでしょうか?
配信面やバナーの種類が自慢のmeta広告ですが、これだけ種類が多いとかえって複雑に感じてしまう方も多くいると思います。

とはいえ、最初にお伝えしたとおり「1080px×1080px(1:1)の画像か動画」があればまずは配信することができます!

meta広告が初めてという方には、規定の多さから抵抗感を持つことをせずに「まずは正方形だけ配信」して、実際の表示やクリック率・成約率などのデータを見ながら様々なサイズのバナーを試してみるのが良いでしょう。

慣れてきたら画像やデザイン、テキストのパターンを変えてみて商材に合ったバナーを見つけられるとよいですね!

宮田 昌平

宮田 昌平

横浜国立大学卒業。大手インフラ会社で営業職を経験後、マーケティングの世界へ。サウナ、マンガ、キャンプが趣味の2児の父

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