TikTok広告は、TikTokで設定した広告をTikTok外にも配信することが可能です。今回はTikTok外に配信できるPangleについて解説したいと思います。
Pangleとは
Pangleは「パングル」と呼ばれており、TikTok for Business のアドネットワーク※です。
※アドネットワークとは、広告主(広告を出したい企業)と広告を掲載するメディア(ウェブサイトやアプリ)をつなげる「仲介業者」のようなものです
平たく言うと、TikTok以外のスマホアプリにも配信されるのがPangleで、Pangleにも動画リワード広告やバナー広告などいくつもの広告の種類が存在します。
Pangleの広告配信例
TikTokビジネスヘルプセンター「利用可能なPangleの広告フォーマット」
執筆時点では、Pangleを掲載先にした場合リワード広告として配信されることも多いため、TikTokに比べてクリック率が高くその結果としてクリック単価が非常に安い傾向にあります。
Pangleの配信先
具体的にどういったプレースメントに配信されるかは公表されておりませんが、弊社が確認できている著名な配信面は
- ANA Pocket
- LINEマンガ
- ニコニコ動画
- TimeTree
- pixiv
などがあります。
「聞きなれないため(Pangleを)除外しよう」と考えの方もいらっしゃると思いますが、上記の通りPangleにも良質な配信面がありますので、インプレッション、コンバージョンの最大化を狙いたい方は配信されることをオススメします。
Pangleのパフォーマンス結果の確認方法
Pangle経由で配信された個々の配信面毎の成果は分からないものの、Pangle全体での成果の確認は可能で、以下の方法で確認ができます。
>「ディメンション」を「オーディエンス>プレースメント」
>>任意の「データ指標」を選択
Pangleでどのアプリに表示されたのか確認する方法
コンバージョンまでは分からないものの、どのアプリで広告配信されたのかということは以下の方法で確認が可能です。
>Pangleブランドセーフィ
>>配信レポート
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブランディングの観点から配信を選びたい広告主の場合はPangleは向きませんが、成果を伸ばしたい広告主にとってはPangleは非常におススメです。
実際に弊社のお客様ではTikTok面よりもPangle面の方が成果が良いケースもありますので、有効的に活用してまいりましょう!