Googleデマンドジェネレーション(英語名:Demand Gen campaigns)の広告はGoogleが保有するYouTube、Google Discover、Gmailといった良質な広告枠に配信される広告ですが、実際の広告がどこに配信されたのかということを確認したい運用者もいると思います。
今回はGoogleデマンドジェネレーションのプレースメントの確認方法についてご紹介します。
※2025年3月にGoogleデマンドジェネレーションにアップデートが加えられ、これまで配信対象外だったGoogleディスプレイ枠にも配信されるようになります。
詳しく知りたい方は 【2025年2月最新】Google広告、デマンドジェネレーションのアップデートについて をご覧ください。
デマンドジェネレーション広告の配信先の確認方法
デマンドジェネレーション広告は大きくYouTube、Googleディスカバー、Gmailの3つに配信されますが、執筆時点ではGoogleディスカバー、Gmailに配信を確認することはできません。「YouTubeのどこに配信されたのか」ということだけが分かるような仕様となっております。
「広告が表示された場所」レポート
略
・Gmail と Discover はレポートの対象外です。
Googleディスカバー、Gmailに配信された量は厳密には把握できませんが、YouTube枠への配信量については分かります。
もしGoogleディスカバー、Gmailへの配信量を確認したいのであれば、全体の配信量からYouTubeへの配信量を引くことでおおよその数値は把握できます。
デマンドジェネレーション広告がどのYouTubeで配信されたか確認する方法
>左メニュー「分析情報とレポート」
>>「広告が表示された日時と場所」
>>>タブが「デバイス」になっているので「広告が表示された場所」に変更
こちらを確認することで配信されたプレースメントを確認が可能ですが、以下のようなことは確認はできませんので注意が必要です。
- どのYouTubeショート動画の後に広告が表示されたのか
- どのようなYouTubeホームフィードに広告が表示されたのか
YouTubeショート動画の掲載結果を確認する
ちなみに、YouTubeショート動画のパフォーマンスについては確認可能ですので、レポートではなく「分類」機能を使って確認しましょう。
>右真ん中あたり「分類」
>>「広告フォーマット」
まとめ
Googleデマンドジェネレーション広告は類似ターゲティングが使用できる稀有な広告ですが、運用者が調整できるレバーが少ない広告でもあります。
しかし、調整できる余地も残されておりますので、できることを把握し、より良い広告運用を目指していきましょう。