P-MAXが広告配信対象となった検索語句をある程度確認することができるようになりましたが、その中にはビジネスと関連性の薄いキーワードが混ざっていることもあると思います。
そんなとき活用したいのが除外キーワードですが、検索広告や、ショッピング広告同様、P-MAXでも条件付きにはなりますが除外キーワード登録が可能です。
今回はP-MAXで除外キーワードを登録方法について解説します。
※2024年8月1日追記※
以下の専用フォームから依頼することで、P-MAXキャンペーンのみで除外キーワードが可能となりました。
Performance Max Campaign Modification Request Form
※英語表記のみ
※除外キーワードだけでなく、トピック・プレースメントの除外も可能です。
P-MAXで除外キーワードは可能。ただ・・・
P-MAXで除外キーワードの設定は可能ですが、P-MAXキャンペーンだけで除外といった設定はできません。
P-MAXで除外キーワードを登録したい場合は、アカウント全体に反映される「アカウント単位の除外キーワード」を活用する必要があります。
アカウント単位の除外キーワードとは?
普段の運用の中でほぼ見ることがありませんが、広告カウント全体で除外キーワードを登録する画面が存在します。
①左メニュー「管理者」
②アカウント設定
こちらの項目の中に「Negative keywords」というものがあり、こちらに登録したキーワードはP-MAXを含むアカウント全体で除外されます。
アカウントで除外キーワードを登録する注意点とポイント
マッチタイプは使える
完全一致、フレーズ一致、インテントマッチ(旧 部分一致)を使用して除外キーワード登録が可能です。
除外キーワードはディスプレイキャンペーンなど、検索広告枠・ショッピング広告枠以外では適用されない
アカウント除外キーワードは、検索広告枠・ショッピング広告枠への配信に適用されます。
例えば、「リンゴ」というキーワードをアカウント単位で除外した場合、「リンゴ」を含む検索広告やショッピング広告に配信されなくなりますが、「リンゴ」というキーワードを含むウェブサイトには配信されるので注意が必要です。
アカウント単位の除外キーワードのリストを作成すると、検索とショッピングの広告枠に広告を配信してほしくない特定の語句を除外できます。
除外キーワード登録できるキーワード数に限界がある
1 つの広告アカウントでアカウント除外できるキーワード数は最大1,000個までとなっております。
1 つのアカウントにつき除外できる除外キーワードは最大 1,000 個までです。
まとめ
「P-MAX = AIが最適な運用をしてくれるから手放しでOK」といったケースは少なく、やはり運用者が適切に配信されているか、定期的に確認することが必要だと感じます。
今回のように、P-MAXと言えど調整できるレバーはいくつかありますので、良いパフォーマンスを出すためより良い運用を目指しましょう。