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【Google広告】レスポンシブ検索広告(RSA)でアセット別の指標確認が可能に!

広告の有効性「高い」、アセットパフォーマンスの評価「良好」。

んー、そう言われても抽象的だし結局よくわからん。

そう思いながら管理画面とにらめっこしていた広告主様も多いのではないでしょうか。

今回は、ついにというかようやくというか、レスポンシブ検索広告で見出しや説明文などのアセット毎にコンバージョン関連の数値が確認できるようになっているので、その確認方法をご紹介いたします。

これまで

今回の指標が確認できるようになる前は、冒頭記述の通り、有効性がどうのこうの、パフォーマンスの評価がどうのこうと結構アバウトな結果しかわかりませんでした。表示回数くらいは確認できたかなと記憶にあります。

上記6種類の評価が確認できていましたね。しかも「保留」「学習中」「評価なし」の評価が結構多いという印象でした。

アセット別の確認方法

それではレスポンシブ検索広告のアセット別に各指標を確認していきます。まだ完全にすべてのアカウントで確認できるわけではないらしいのと、確認できても2025年6月5日以降のデータから確認可能になります。

6月5日以前に期間指定して確認してみましたが、すべて0の値でした。確認できるアカウントは添付画像のようにアラート表示もしっかり出してくれています。

さて、まずは広告階層まで進み、「アセットの詳細を表示」をクリックします。

フィルター機能を使って、確認したいアセットタイプのみ表示すると見やすくなります。添付画像ではアセットタイプを「広告見出し」のみに指定しています。見出しや説明文以外にもサイトリンクやコールアウトなどのアセットも確認できます。

右側に各アセットに対しての費用やクリック数、コンバージョン数などが表示されていますが、確認したい項目が無い場合は、画面右側の表示項目から確認できるようにします。普段確認している項目は一通り確認できるようになっています。

アセットを確認後の対応策

先ほど確認したデータを参考にすると、一番下の広告見出しのCVRが他広告見出しと比較すると悪く、コンバージョン単価も一番高いという結果になっています。

ご予算や目標によって変更タイミングはバラバラだと思いますが、このデータのみを見ると、一番下の見出しは変更した方が良い、または近いうちに変更を頭に入れるという判断で良いでしょう。

また、今回はどのアセットも固定していないので、GoogleのAIがそれぞれのアセットを組み合わせて、最もパフォーマンスが良いと予測される広告を自動配信しています。もし固定しているアセットがあれば極端に多くのデータが蓄積されていると思いますので、良し悪しの判断がつきやすいかもしれません。

しかし、アセットの固定はレスポンシブ検索広告の最も良い部分を潰してしまうことにもなり、配信ボリュームの減少にも繋がる可能性があるので、推奨はしませんが、本当に重要な要素であれば活用してみて下さい。

最後に

Googleレスポンシブ検索広告は、AIが自動で最適な広告を生成してくれる、非常に強力なツールです。が、これまではアセット別の細かい数字は管理画面上で確認することができなかったので、アバウトな指標でアセットの入れ替えを行っていたと思います。

個人的にはキーワードに対しての組み合わせまで確認できるようになってほしいのですが、以前よりは詳細にアセットデータを確認できるようになったので、皆様も一度リアルな数値として確認されてみてはいかがでしょうか。

吉田 武士

吉田 武士

県内のデジタルマーケティング企業で管理職を経験後ALTWAに参画。プライベートではサッカーチームのキャプテンを務める

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